構造
燃料供給部・操作ペダル部・ガス供給ライン・火炎放射ノズルから成る[1]。用途に合わせて複数の種類があり、重量は3-9kg程度。小型乗用車からトラックまで対応が可能とされている。
燃料は液化石油ガスを使用する。このタンクは通常、トランクに設置する。ガスラインは車体の下に取り付け、火炎放射ノズルは左右のドア下に配置する。
電気プラグを用いて着火を行う為、瞬時点火が可能。火炎は襲撃者の主に上半身に向かって放射されるが、ノズルは燃料をかなり広範囲に散布することができ。そのため火炎はかなり広範囲に広がることとなる[2]。
襲撃者への攻撃性能は極めて高い一方、自動車内の人員にはほとんど被害が及ばない。そのため極めて優れた防犯性能を有している。
1998年当時の価格は3900ランド(当時の為替相場で約7万8000円)であった。
その他
発明者によれば、この機器は「犯罪者を殺害することは意図していないが、永久的に失明させるかどうかまでは知ったことではない」という。尚、南アフリカ共和国では生命の危機に晒された場合、自衛の為に武器を用いて相手を殺害することは合法となっており、火炎放射器の個人所有も法的制限の対象となっていない。
ブラスターは南アフリカ共和国外のメディアからは「キワモノ」として扱われ、報道された。はなはだしくは、「公道の安全を推進した」としてイグノーベル賞を受賞するほどであった。
2001年までにブラスターは数百セット程度が売れたのみであった。またこの年、開発者はこれに代えて「パーソナル火炎放射器」を開発し、売り出すこととなった[3]。ブラスターの市場在庫はそのまま放置され、補修部品の供給は無くなった。ブラスターの継続的な使用を望むユーザーにとって、このことは潜在的な問題となった。
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